
尖圭コンジローマは、HPVに感染することで皮膚が変質し、患部に特徴的なイボができる性病です。
イボは、一見するとただのできものなので、「ちぎれば治るのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、それは厳禁です。イボをちぎっても根本的な解決にならず、むしろ感染範囲を広げることになります。
この記事では、尖圭コンジローマを発症した際、イボはどうすればよいのか。正しい対処法を解説します。
目次
コンジローマをちぎるとどうなる?

尖圭コンジローマのイボをちぎることで、以下のようなリスクが生じます。
● 激しい痛み
● 出血
● ウイルスの飛散による感染拡大
● 菌やウイルスの感染リスク増大
● 傷跡が残る
コンジローマをちぎるのが危険な理由
コンジローマをちぎるのが危険な理由は、イボの組織構成にあります。
コンジローマのイボは、ウイルスにより変質した皮膚や神経・血管で構成されているため、ちぎることで激しい痛みや大量の出血を引き起こしかねません。
また、その際に飛び散った血液を介してウイルスが拡散し、ほかの部位へ感染が広がるリスクも生じます。
コンジローマをちぎってしまったら
コンジローマをちぎってしまったら、まずは清潔なタオルなどで患部を圧迫して止血をしてください。出血を止めるとともに、飛散するウイルス量を抑えられます。
傷口が化膿する可能性もあるので、出血が止まっても安心せず、応急処置を終えたら直ちに医療機関を受診し処置を受けてください。
治療期間中にちぎれてしまったら
医療機関で診断の後、治療期間中にイボがちぎれてしまうこともあります。
治療期間中であっても、基本的な対処は変わりません。
治療期間中にちぎれてしまったら、慌てず速やかに、治療してもらっている医療機関を受診してください。
尖圭コンジローマを放置する危険性
イボをちぎるのは絶対にやってはいけない行為ですが、何もせずに放置しておくのも同様に危険です。
何もしなければ原因であるHPVは増殖を続け、イボは次第に大きくなり、数も増えていきます。また、患部は皮膚のバリア機能が壊れているため菌やウイルスに感染しやすくなっており、二重感染のリスクが高まる大変危険な状態です。
また、放置することで、性行為により相手にうつす危険もあります。
イボが小さいうちなら治療の痛みが少なく、傷跡もきれいに治せるので、できるだけ早い受診をおすすめします。
きれいにちぎれば放置しても大丈夫?
「きれいにちぎれて血が出なかったから大丈夫」というわけではありません。
目に見えるイボがなくなっても、その根本にある皮膚の奥にはHPVが広く潜んでいます。
放置すれば確実に再発するため、治療の必要性は変わりません。
尖圭コンジローマの治療

尖圭コンジローマの主な治療法は、「外用療法(塗り薬)」と「外科療法(電気メスによる切除やレーザーなど)」です。
▼ 外用療法
外用療法は、塗り薬により免疫力を活性化することでウイルスや変質した細胞を排除し、イボを取り除いていきます。
▼ 外科療法
外科療法は、レーザーや電気メスを使用し、イボを切除し取り除いていきます。患部を切除しつつ、同時に傷口を焼灼することで、ウイルスの飛散や出血を 大きく抑えられるのが特徴です。
尖圭コンジローマ治療の目的は、「目に見えるイボを取り除き、患部のウイルス量をできる限り抑え込むこと」です。
現在の医療では、一度体内に侵入したHPVを完全に排除することはできません。ただし、治療により抑え込まれたHPVは、免疫により次第に減少していきます。
目に見えるイボがなくなり、一定期間イボの再発がないことを確認できれば、医師から治療完了(完治)と診断されます。
尖圭コンジローマの治療は池袋マイケアヒルズタワークリニックへ
池袋マイケアヒルズタワークリニックでは、尖圭コンジローマの治療を行っております。
当クリニックでは、患者様のお体の負担を考慮し、塗り薬の処方と電気メスによる的確な除去を行っています。
〔当クリニックの特長〕
● 保険証不要、匿名で検査・治療が可能
● プライバシーに配慮した個室をご用意
● 池袋駅から徒歩0分の好アクセス
料金表
尖圭コンジローマの検査費用
できもの診察(視診)3,500円
できもの等の症状が似た
疾患の鑑別診断を行います。
- 検査方法
- 視診
- 検査時期
- 性器や身体の皮膚にできもの・湿疹などの症状が出ている方が対象です。
- 検査結果
- その場でお伝え
尖圭コンジローマの治療費用
よくある質問
尖圭コンジローマは、一度治れば安心ですか?
尖圭コンジローマの原因となるHPVは、イボをすべて取り除いても皮膚の深い場所に残り続けます。そのため、免疫力が低下するとウイルスが再び活動を始め、同じ場所にイボができてしまいます。
血液や精液など、体液に触れなければ感染の心配はありませんか?
いいえ、体液に触れなくても感染するリスクがあります。
尖圭コンジローマの原因であるHPVは、体液ではなく皮膚細胞の奥に感染するウイルスです。そのため、皮膚や粘膜との直接的な接触があれば感染する可能性があります。
バスタオルや便座など、物に付着したウイルスで感染することはありますか?
感染者が使用したバスタオルや便座からHPVに感染し、尖圭コンジローマになることはありません。たとえウイルスが付着したとしても、量が少なく感染できる力は基本的にありません。また、日常生活では傷にウイルスが付着することは滅多にないため、感染リスクはとても低いといえます。
尖圭コンジローマに効く市販薬はありますか?
尖圭コンジローマは、市販薬では治療できません。治療に使われる薬は市販されておらず、購入するには医師の処方が必要になります。