
喉に違和感があるとき、多くの人は風邪や花粉症などのアレルギーを疑いますが、実は性感染症(STD)も喉に異変を引き起こす原因になることがあります。
喉の赤み、腫れ、痛みの症状が出る性感染症は、主に下記が挙げられます。
- 咽頭クラミジア
- 梅毒
- 咽頭ヘルペス
- HIV
- マイコプラズマ
- ウレアプラズマ など
性感染症は陰部だけでなく、キスやオーラルセックスを介して喉にも感染します。特に近年は性行為の多様化によって喉への感染が増加傾向にあり、注意が必要です。
このページでは、喉に発症する性感染症の症状や潜伏期間を解説します。
目次
風邪?性感染症?喉の痛みの見分け方

風邪による喉の痛みは、咳、くしゃみ、鼻水、頭痛、体のだるさ、発熱などを伴います。これらの症状は1週間から2週間で自然に良くなったり、市販の風邪薬で改善されたりするケースが一般的です。
一方で、性感染症が原因の喉の痛みは、これらの風邪の症状が伴わず、風邪薬での改善が見られない点が特徴です。
症状が長引き、風邪薬でも改善が見られない場合は、喉の性感染症の検査を受けることをおすすめします。
喉に感染した性病の症状
- のどの痛み(咽頭痛)
- 喉の腫れ、赤み
- 喉のできもの
性病が喉に感染した場合、上記のような症状が現れることがあります。それぞれの症状の特徴と原因となる感染症について、詳しく見ていきましょう。
喉の痛み(咽頭痛)

性感染症による喉の痛みは、軽い違和感程度のものから、食べ物を飲み込むのが難しいほどの強い痛みまで、症状の強さはさまざまです。正確な性感染症の把握には、検査や医師の診察が必要ですが、考えられる性感染症は以下の通りです。
【軽度の痛み・違和感】
【強い痛み】
これらの痛みは風邪の症状と似ているため、即時に性感染症を疑い検査に来院されるケースは少ないのが現状です。パートナーの感染や、陰部への症状が認められてはじめてご来院される患者様が多くいらっしゃいます。
喉の赤みや腫れ

喉の痛みと同様、喉の腫れや赤みも風邪の症状に似ています。喉が赤くなったり、腫れたりしているときに考えられる性感染症は、以下の通りです。
【喉の赤みや腫れ】
【リンパ節の腫れを伴う】
喉の赤みや腫れは、ダニ、花粉、ハウスダストなどのアレルギーでも起こる症状なため、性感染症を疑うきっかけがないと見過ごされやすい傾向にあります。
喉のできもの
喉にできものが発生し、痛みや痒みがなくしこりのように感じられるときには、梅毒の可能性があります。これは梅毒の第一段階である「初期硬結」によるものです。
また、強い痛みとともに水ぶくれ(水疱)が生じている場合は、咽頭ヘルペスが疑われます。咽頭ヘルペスは、症状が激しくなると水を飲むことさえも困難になり、高熱が出たり、潰瘍(粘膜が深くまで削れた状態)を形成したりする可能性があります。
【喉の性病一覧】症状・潜伏期間
喉に症状を引き起こす性感染症について、特徴や潜伏期間について解説します。
性感染症は早期発見・早期治療が重要なため、お心当たりのある方は早めに医療機関での検査を受けましょう。
①咽頭クラミジア

咽頭クラミジアは、クラミジア・トラコマティスという細菌が咽頭に感染する性感染症です。主にオーラルセックスやキスが感染経路として知られており、潜伏期間は約1〜3週間です。
喉に現れる症状は喉の痛みや扁桃腺の腫れ、咳、発熱などで、これらは風邪と区別がつきにくいため、感染に気づかず悪化させたり、他人に感染させてたりするケースも少なくありません。
日本ではクラミジアが最も多い性感染症の一つであり、咽頭クラミジアの感染も増加傾向にあるため注意が必要です。
②咽頭淋病(淋菌感染症)

咽頭淋病(淋菌感染症)は、クラミジアと並んで多く見られる性感染症で、主にキスを含む性行為で感染します。
潜伏期間は約2〜7日で、症状は風邪と似ており、喉の痛み、腫れ、咳、発熱などが挙げられます。
淋病とクラミジアは20〜30%の割合で同時に感染しているケースが多く、症状もよく似ているため、池袋マイケアヒルズタワークリニックでは淋病とクラミジアのセットでの検査を推奨しています。
③梅毒

梅毒トレポネーマという細菌の感染によっておこる性感染症です。この細菌は、オーラルセックスやその他の性行為で血液や体液を介して広がります。
3〜6週間の潜伏期間の後、初期症状として痛みや痒みを伴わないしこり(初期硬結)が喉や口唇に出現します。一時的に症状が消失することがありますが、感染症が治癒したわけではありません。
最近は梅毒の患者数が急増しており、無症状のケースも増えているため、疑わしい場合は早めの検査が推奨されます。
④咽頭ヘルペス

単純ヘルペスウイルス(HSV)による性感染症です。主に、上半身に感染するヘルペスを1型、下半身に感染するヘルペスを2型としていましたが、オーラルセックスの普及によってその境目は曖昧になっています。
潜伏期間は2〜7日で、喉に感染した場合は痛みを伴う水疱ができ、飲み込みが困難になるほか、リンパ節の腫れや高熱が見られる場合があります。
一度感染するとウイルスは体内に潜み続け、免疫力が低下すると再発する恐れがあります。池袋マイケアヒルズタワークリニックでは、単純ヘルペスウイルス感染症の治療および再発抑制に効果のある飲み薬の処方も行っています。
⑤HIV/エイズ

HIVは、治療しないとエイズ(後天性免疫不全症候群/AIDS)に進行する可能性のあるウイルスです。HIVは体内の免疫力を低下させるため、感染するとさまざまな感染症や癌にかかりやすくなります。
潜伏期間は個人差が大きく、初期症状には喉の痛み、リンパ節の腫れ、倦怠感、発熱、頭痛があります。皮膚に湿疹や炎症が出現するケースもありますが、これらは時間とともに消えるため、一時的な肌荒れと誤解される場合が多くあります。
潜伏期間中、ウイルスは体内で増殖し続けるため、症状が出ていない間も他者へ感染させるリスクは高いです。
⑥その他の感染症
マイコプラズマやウレアプラズマなど、喉に症状を引き起こすその他の性感染症も増加傾向にあります。心当たりがある場合は、早めの検査をお勧めします。多くの性感染症は、早期に適切な治療を受ければ完治が可能です。
検査から治療開始まで当日対応
池袋マイケアヒルズタワークリニック
喉の痛みや違和感は、一般的な風邪やアレルギーと症状が似ているため見過ごされがちです。
しかし、症状の原因が性感染症であった場合、適切な治療を受けないまま放置すると、重症化したり他者への感染を広げたりするリスクがあります。
池袋マイケアヒルズタワークリニックでは、最短30分で結果が分かるスピード検査を実施しているほか、治療に必要な薬もご用意しているため、検査で陽性反応が出た場合でも当日から治療をすぐに開始できます。
また、必要応じて専門医療機関のご紹介も行っています。検査後のアフターケアも充実しているため、安心してご来院ください。
料金表
7項目安心フルチェック17,600円
性器、のど、血液の性病感染を検査するセットです。
- 検査項目
- クラミジア(性器) クラミジア(のど) クラミジア(肛門) 淋菌(性器) 淋菌(のど) 淋菌(肛門) トリコモナス カンジダ 一般細菌 HIV 梅毒 B型肝炎 C型肝炎 マイコプラズマ(のど) マイコプラズマ(性器) ウレアプラズマ(性器) ウレアプラズマ(のど)
- 検査方法
- 男性:尿、血液、うがい液
女性:腟ぬぐい液、血液、うがい液 - 検査時期
- 感染の機会から2ヵ月経過すれば受けられます。
- 検査結果
- 2~5日後(Web確認可)
2項目クラミジア(のど)・淋菌(のど)セット6,900円
オーラルセックスでの感染をご心配の方へ。
- 検査項目
- クラミジア(性器) クラミジア(のど) クラミジア(肛門) 淋菌(性器) 淋菌(のど) 淋菌(肛門) トリコモナス カンジダ 一般細菌 HIV 梅毒 B型肝炎 C型肝炎 マイコプラズマ(のど) マイコプラズマ(性器) ウレアプラズマ(性器) ウレアプラズマ(のど)
- 検査方法
- うがい液
- 検査時期
- 感染の機会からすぐに受けられます。
- 検査結果
- 2~5日後(Web確認可)
喉の異常に関するよくあるご質問
喉に違和感があり性感染症が心配です。どの科を受診すべきですか?
心当たりがあり性感染症が疑われる場合は、性感染症を専門に取り扱っているクリニックの受診をお勧めします。耳鼻咽喉科でも診察は可能ですが、一般的な喉の炎症として扱われる可能性があります。池袋マイケアヒルズタワークリニックは、最短30分で結果が分かるスピード性病検査を実施しています。お気軽にご利用ください。
喉の感染症検査はどのように行われますか?痛みはありますか?
喉の検査は、唾液やうがい液を採取する方法を用いるため、痛みを伴いません。ご安心ください。
症状が軽いのですが、自然治癒の可能性はありますか?
性感染症が自然に治ることは稀であり、放置すると症状が悪化する可能性があります。一時的に症状が消えたように見えても、細菌やウイルスは体内に潜伏し、増殖し続けます。パートナーへの感染リスクもあるため、症状が軽度であったとしても早期の検査を行いましょう。
喉の性病は市販薬で治りますか?
いいえ。性感染症の治療には、医師による適切な診断と処方箋に基づく治療薬が必要です。市販薬では対応できません。必ず、医療機関で検査を受け、医師の指示に従い処方された薬を服用してください。