
「性行為のあと、なんだか熱っぽい——」
その発熱、実は風邪ではなく性病の症状の可能性があります。
性病の症状は必ずしも性器に現れるわけではなく、場合によっては発熱以外の初期症状が現れないケースもあるのです。
本記事では、性行為後の発熱で疑われる主な性病と、放置によるリスクについてわかりやすく解説します。
目次
性行為後に発熱!性病の可能性も

発熱があると風邪を疑ってしまいがちですが、それが性行為後であれば、性感染症が原因かもしれません。
たとえば、クラミジアや淋病、梅毒、HIVは、初期症状として発熱することがあります。これらは、感染しても性器に明らかな異常が見られず、症状が発熱だけの場合もあります。
性病によって潜伏期間や発熱の時期は異なる
感染症には、病原体に感染してから症状が現れるまでの潜伏期間が存在します。そのため、感染してからすぐに発熱などの症状が出るとは限りません。
潜伏期間の長さや発熱のタイミングは病気の種類によって異なるだけでなく、個人差もあります。性行為後、期間が空いての発熱も性病の症状の可能性があるので注意してください。
発熱症状が出る代表的な性病

発熱を症状として伴う性病には、クラミジア、淋病、梅毒、HIV(エイズ)などがあります。感染した性病によって、潜伏期間や発熱のタイミングが異なり、同時に現れる症状にも違いがあります。
性病名 | 潜伏期間の目安 | 発熱に関する補足 |
---|---|---|
クラミジア | 約1〜3週間(咽頭感染で微熱・のどの痛み) | 稀に感染初期に微熱が出ることあり |
淋病(淋菌感染症) | 約2〜7日(咽頭/尿道感染で高熱もあり) | 咽頭や尿道への感染で高熱を伴うことも |
梅毒 | 約3〜6週間(第2期で微熱・発疹・倦怠感) | 初期〜第2期で微熱や倦怠感が出ることがある |
HIV感染症 | 約2〜4週間(急性期に高熱や全身症状) | 急性期に高熱を伴うインフルエンザのような症状が出ることがある |
発熱と同時に現れやすい症状
各性病について、発熱と同時にさまざまな症状を紹介します。
クラミジア | 咽頭に感染した場合は、のどの痛みが出ることもある |
---|---|
淋病(淋菌感染症) | 排尿痛・膿など |
梅毒 | 全身の発疹やリンパ節の腫れなどの全身症状を伴う場合もある |
HIV感染症 | 喉の痛み・関節痛・下痢などが一時的に現れ、数日〜1週間で自然に消えることもある(急性HIV感染症) |
発熱がおさまったら検査・治療は不要?

発熱は、性病のサインであることもあります。たとえ熱が引いても、病気自体が治ったとは限らないので、性病の可能性があるのなら検査・治療は必要です。
性感染症の中には、一時的に症状が消えて体内で感染が進行し続けるものや、無症状の期間が長く続くものがあります。そのため、自己判断で「治った」と考えて放置すると、重症化したり他人に感染させたりするリスクが高まります。
感染の可能性がある性行為があった場合や、少しでも症状が気になる場合は、症状の有無にかかわらず必ず医療機関を受診し、検査・治療を受けてください。
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よくあるご質問
性病に感染すると、熱が出るのはなぜですか?
性病に感染したことで、異物である病原体を排除しようとした結果、体が免疫反応を起こし発熱します。つまり、発熱は正しい身体の防衛反応の現れといえるのです。
性行為から何日後に発熱しますか?
性病の種類により異なりますが、潜伏期間が短い淋病の場合、感染からおよそ2〜7日で発熱します。
性病による発熱は何度くらいですか?
感染した性病の種類によって異なり、個人差もあるので一概にはいいきれません。病気によって、37℃程度の微熱から39℃を超える高熱になる場合もあります。
発熱だけで性病の検査を受けるべきですか?
はい、性病に感染していても発熱しか症状が現れないケースもあります。性行為があり熱があるようなら、積極的に検査を受けてください。
性病に感染した時、発熱以外にどんな症状が出ますか?
風邪と似た症状としては、喉の痛みや関節痛、倦怠感、下痢といった症状が性病の種類や感染部位によって現れることがあります。中でもHIV感染症は、感染すると風邪よりも強いインフルエンザのような初期症状が現れます。
性器に現れる症状としては、陰部の痒みや痛み、腫れ、排尿時の違和感、膿のような分泌物があります。